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がん保険を導入した、その直後だった

—— サリバチェッカー導入のきっかけを教えてください。
一昨年のことです。福利厚生として、従業員にがん保険を導入しました。社員を守りたいという思いからでした。
その直後でした。ある社員にがんが見つかったんです。
でも、一歩遅かった。
発見された時には、もうステージが進んでいて......。
トントンと、引きずられていった

—— その後、どうなったのでしょうか。
そこからは早かったです。トントントントンと悪化していって。会社にも来られなくなって。
2年ほどの闘病生活でした。
—— ......。
本当にしんどかったです。久しぶりにこうして話していると、当時のことが蘇ってきます。
残された私たちも、傷を負った

—— 周りの社員の方への影響はありましたか。
ありました。
がんになったのは本人です。一番つらいのは本人です。でも、残された私たちも傷を負いました。
—— 業務への影響ですか。
経済的な損失というところはもちろんあります。中堅社員がいなくなると、影響は大きいですから。
でも、それ以上に精神的な部分が大きかった。
—— 精神的な部分、というのは。
毎日一緒に働いていた仲間が、だんだん会社に来られなくなる。それを見ているのは、本当につらいことなんです。
特に地方の企業は、一人ひとりの存在が大きい。私たちは鶴岡市でやっていますが、地方ほどその影響は大きいと感じています。
「違ったら違ったでいい」
—— その経験が、導入のきっかけになったのですね。
そうです。あの経験から、私たちは考えました。
「もう二度と、同じ思いをしたくない」
だから、サリバチェッカーを導入することにしました。
—— 検査で何か見つかるかもしれない、という不安はなかったですか。
違ったら違ったでいい。 何もなければ、それが一番いい。
でも、万が一の時に「あの時検査していれば」と後悔するのは、もう絶対に嫌だったんです。
正直、最初は半信半疑だった

—— だ液でがんのリスクが分かると聞いた時、どう思われましたか。
正直、「何だこれ?」と思いました。
血液検査や便検査なら分かります。でも、だ液?なかなか聞き慣れないですよね。
「本当に意味があるのかな」という声も、社内では正直ありました。
—— 社員の方にはどうやって周知されましたか。
社内に伝言板がありまして、そこにサリバチェッカーの結果がどういうものかを掲示しました。みんなが毎日目を通す場所なので。
検査は意外とあっさり

—— 検査当日はいかがでしたか。
60人くらいで、1時間半から2時間くらいで終わりました。
—— 負担は大きかったですか。
朝食を抜く必要があったので、「お腹減ったな」くらいで、、それ以外は特に気になりませんでした。
ただ、隣の人との距離が近いのが気になるという声はありました。緊張するものですから。
—— 結果が出るまでは。
ちょっと怖かったです。
がんのリスクが分かるかもしれないと思うと、やっぱり緊張しますよね。
「何もなかった」という安心

—— 結果が出た後、社員同士で話されましたか。
話しました。
「これで分かるんだね」 「何もなくてよかったね」 「会社がお金かけてくれてありがたいよね」
そんな会話がありました。
—— 導入してよかったと感じられましたか。
「何もなかった」という安心。 それを届けられただけでも、やってよかったと思っています。
若い社員ほど、「自分は大丈夫」と思っている
—— 若い社員の方の反応はいかがでしたか。
「若いのにがんなんてあるわけないだろう」と思っている人もいましたね。「まだいいや」という感覚。
—— それでも受けてもらえましたか。
会社がやってくれるならやるか、という形で受けてもらえました。
自分で1万円、2万円出してまで検査しようとは、特に若い人はならないですよね。だからこそ、会社が機会を提供する意味があると思っています。
親にも勧めたかった
—— ご家族にも勧めたいと思われましたか。
親には勧めたいなと思って、話したんです。
でも、「いや、いいよ」って断られちゃいました。
—— なかなか難しいですね。
そうなんです。でも、従業員の家族まで守れたら、本当の意味での福利厚生ですよね。
毎年、続けていく
—— 今後はどのようにサリバチェッカーを活用される予定ですか。
社長と決めました。来年の健康診断に合わせて、毎年続けていきます。
—— 継続することが大事だと。
一度やって終わりじゃ意味がない。今年何もなくても、来年どうなるかは分からない。
だから、続けることが大事だと思っています。
同じ思いをする会社を、増やしたくない

—— 最後に、導入を検討している企業の方へメッセージをお願いします。
何かないと、こういう検査を導入しようとは多分思わなかったと思います。
でも、福利厚生の一環として提供できれば、社員も受けやすい。
早期発見。 それに尽きると思っています。
何かが起きてからでは遅いんです。
同じ思いをする会社を、これ以上増やしたくない。 そう思っています。
「一歩、遅かった」——その言葉の重さは、経験した人にしか分からない。
がんは本人だけの問題ではない。
残された社員たちも、心に傷を負う。
毎日一緒に働いていた仲間が、だんだん会社に来られなくなる。
その姿を見続けることの辛さ。「違ったら違ったでいい」——その言葉には、もう二度と同じ後悔をしたくないという、切実な願いが込められていた。
早期発見は、命を守る。そして、残される人たちの心も、守る。
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