株式会社サリバテック

健康診断の判定結果の見方|「やばい」判定の基準はどこから?

がん

健康診断の判定結果の見方|「やばい」判定の基準はどこから?

健康診断で「要再検査」と書かれた結果を見て、不安になった経験はありませんか。「このまま放っておいて大丈夫なのか」「数ヶ月後まで何もしなくていいの?」と悩む方は少なくありません。結論から言えば、要再検査は必ずしも重い病気を意味するわけではありません。ただし、「放置してよい」わけでもないのです。

本記事では、健康診断の判定A〜Eの正確な意味を解説し、特にC判定(要再検査・生活改善)が示す状態と適切な対処法をお伝えします。「精密検査は怖い」「忙しくて病院に行けない」という方のために、自宅でできるリスクチェックという選択肢もご紹介します。

【健康診断結果の基本の見方】判定A〜Eの意味

健康診断の結果には、A〜Eのアルファベットで判定区分が記載されています。判定区分を正しく理解しておくと、結果を受け取った際に冷静に対処できます。

日本人間ドック・予防医療学会によると、判定区分は以下のように分類されています。

A異常なし:検査値に異常が認められず、現時点で健康上の問題はありません
B軽度異常:わずかな異常はあるものの、日常生活に支障はなく、治療の必要もない状態です
C要再検査・生活改善:再検査が必要な状態であり、生活習慣の改善も求められます
D要精密検査・治療:詳しい検査や治療が必要な段階であり、医療機関での対応が求められます
E治療中:すでに治療を受けている状態を示します

参考:日本人間ドック・予防医療学会|検査表の見方

多くの方が戸惑うのは、C判定とD判定の違いです。C判定は数値や所見に異常が見られるものの、すぐに治療が必要なレベルではなく、一定期間後に再検査を行う必要がある状態です。

一方、D判定は異常の程度が大きいため、詳しい検査で診断を確定させたり、治療を開始したりする段階に入っています。判定区分を理解しておくと、結果を見たときの不安を軽減できます。

要再検査(C判定)とは?放置して大丈夫?

要再検査(C判定)と言われると「放っておいて大丈夫なのか」と不安になりますが、この判定は「現時点ですぐに治療は必要ないが、変化がないか見守る必要がある状態」を意味します。言い換えれば、今すぐ心配する必要はないものの、変化を確認するための再検査は必要という「グレーゾーン」の状態です。

たとえば、肺に小さな結節影が見つかった場合、過去の炎症による傷跡なのか、注意が必要な病変なのかを画像だけで判断するのは困難です。肝臓の嚢胞や膵臓の嚢胞も、ほとんどが良性ですが、大きさや形の変化を追跡する必要があります。また、血圧が収縮期140〜159mmHg、拡張期90〜99mmHgの範囲にある場合もC判定となり、生活習慣を改善しながら数値の変化を見守ります。

C判定で重要なのは、「良性に見えるが、数%の確率で悪性に変化する可能性がある」という点です。この数%という確率は低いように見えますが、実際に病気が隠れているケースや、今後変化するケースも存在します。そのため、日本人間ドック・予防医療学会のガイドラインでは、「経過観察」「定期的検査」「症状あれば受診」といった曖昧な表現は避け、「3ヶ月後」「6ヶ月後」など具体的な再検査時期を明記するよう推奨しています。

再検査の時期はいつ?指定された期間を守るべき理由

再検査の期間は、検査項目や所見の内容によって異なりますが、多くの場合は「3ヶ月後」「6ヶ月後」「1年後」のいずれかで指定されます。所見の大きさや数値に変化がないかを確認するには、ある程度の時間間隔をおく必要があるためです。

健康診断結果に「6ヶ月後に再検査」と書かれていた場合、その期間を守って必ず受診しましょう。「次回の健診でいいか」と先延ばしにすると、1年以上間が空いてしまい、その間に病気が進行する可能性があります。

再検査の予定を忘れないよう、健康診断を受けた医療機関からの通知をカレンダーに登録したり、スマートフォンのリマインダーを設定したりするとよいでしょう。指定された時期に必ず再検査を受けることが、病気の早期発見につながります。

【臓器別】よくある指摘とがんリスクの関連性

健康診断の結果には、臓器ごとにさまざまな所見や数値異常が記載されます。どの項目がどのようなリスクと関連しているのかを知っておくと、判定結果の重要性を理解しやすくなります。

代表的な臓器ごとに、よくある指摘と注意すべき理由をまとめます。

臓器健康診断でよく書かれる言葉注意すべき理由とがんリスク
膵臓膵嚢胞、アミラーゼ高値「暗黒の大陸」と呼ばれるほど早期発見が難しく、嚢胞はがん化リスクの指標になる。
乳房石灰化、嚢胞、乳腺症良性が大半だが、微細な石灰化の中に早期がんが隠れているケースがある。
萎縮性胃炎、ポリープポリープ自体より「胃の粘膜の状態(ピロリ菌)」ががんリスクを左右する。
大腸便潜血(陽性)、ポリープポリープは放置すると数年かけてがん化するものが多い。
結節影、すりガラス陰影過去の炎症跡か、初期のがん(腺がん)かの見極めが非常に難しい。
口腔口内炎、白板症、紅板症治りにくい口内炎が、実は口腔がんの初期症状であるケース。

健康診断で上記のような指摘を受けた場合、所見そのものが必ずしも深刻な病気を意味するわけではありません。しかし、将来的に変化する可能性や、すでに初期の病変が隠れている可能性を考慮する必要があります。健康診断の結果を放置せず、医師の指示に従って適切な対応を取ることが、病気の予防と早期発見につながります。

精密検査(二次検診)を阻む「4つの壁」

健康診断で異常を指摘されても、精密検査を受けない方は少なくありません。「次回の検診でいいか」と先延ばしにしている間に進行してしまう可能性もあります。精密検査を受けにくくする要因は、主に以下の4つです。

  • 心理的ハードル
  • 身体的負担
  • 時間的制約
  • 経済的負担

それぞれ説明します。

心理的ハードル

精密検査を受けない理由の一つは、「がんと宣告されるのが怖い」という心理的な恐怖です。検査を受けなければ、重い病気ではないという希望を持ち続けられるため、現実から目を背けてしまう方がいます。

特に家族に病気の既往がある方や、周囲で闘病している人を見てきた方は、「自分も同じようになるのではないか」という不安が強くなりがちです。検査結果を聞くまでの待ち時間や、告知を受ける場面を想像すると、精神的な負担が大きくなります。

しかし、早期発見できれば治療の選択肢が広がり、完治する可能性も高まります。精密検査を先延ばしにすると、発見が遅れて治療が難しくなるリスクがあります。不安な気持ちは自然な反応ですが、勇気を出して検査を受けることが、将来の自分を守ります。

身体的負担

精密検査には、胃カメラや大腸カメラのような苦痛や、CTによる被曝(ひばく)の心配があります。過去に検査を受けた経験がある方は、「もう二度とあの苦痛を味わいたくない」と感じることもあります。検査による被曝量は健康に影響が出るレベルではありませんが、「何度も受けて大丈夫なのか」と心配になる方もいます。

これらの身体的負担が、精密検査を受ける障壁になっています。最近では、鎮静剤を使った内視鏡検査や、苦痛を軽減する技術が進んでいます。検査を受ける際には、医療機関に相談して、できるだけ負担の少ない方法を選ぶとよいでしょう。

時間的制約

大きな病院は待ち時間が長く、仕事を休みづらいという問題があります。精密検査は予約から結果説明まで、複数回の通院が必要になるケースが多いです。

特に働き盛りの世代は、仕事の都合で平日に休みを取りにくく、「忙しい時期が過ぎたら行こう」と考えているうちに、ついつい後回しにしてしまいます。育児中の方も、子どもを預けて病院に行く時間を確保するのが難しい状況があります。

時間的制約を理由に検査を先延ばしにすると、病気が進行して、かえって長期間の治療が必要になるリスクがあります。健康は何よりも優先すべきものです。職場や家族に相談して、検査を受ける時間を確保しましょう。

経済的負担

精密検査には数千円から数万円の費用がかかります。健康保険が適用されても、自己負担額が家計の負担になる方もいます。

「今月は厳しいから来月にしよう」と考えているうちに、検査のタイミングを逃してしまうケースもあります。医療費の負担が心配な場合は、加入している健康保険組合に相談してみましょう。自治体によっては、がん検診の費用助成制度を設けている場合もあります。

精密検査のハードルを解消するリスク検査の3つのメリット 

健康診断で「経過観察」と言われたものの、精密検査には踏み切れない…。そんな時期に、ただ不安を抱えて過ごすのではなく、リスク検査という選択肢もあります。

エコーやCTなどの検診は、ある程度の大きさに育った「形(影)」を見つける検査です。一方、リスク検査は、がん細胞から分泌される「代謝物」を測定します。細胞レベルの「体の変化」を数値化するため、画像では白黒つかない時期の判断材料になります。

リスク検査の代表的なメリットは、以下の3つです。

  • 痛み・被曝なし
  • 時短・効率的
  • 自宅で完結

それぞれ説明します。

【痛み・被曝なし】唾液を採取するだけの低負担検査 

リスク検査の最大のメリットは、身体的負担がほとんどない点です。胃カメラや大腸カメラのような苦痛や、CTによる被曝の心配がありません。

唾液を採取するだけで検査できるため、痛みや不快感を感じる心配がないです。検査に対する恐怖心が強い方や、過去に内視鏡検査で辛い経験をした方でも、抵抗なく受けられます。腸管洗浄液を飲む必要もなく、嘔吐反射に苦しむこともありません。

また、放射線を使わないため、若い方や妊娠の可能性がある女性でも安心して検査を受けられます。被曝のリスクを心配せずに、定期的なリスクチェックを続けられる点も大きなメリットです。年に1回の健康診断と健康診断の間の期間に、追加のリスクチェックとして活用できます。

【時短・効率的】1回の検査で「6大がん」をまとめて判定

リスク検査では、1回の検査で複数のがんリスクをまとめてチェックできます。膵臓、乳、胃、大腸、肺、口腔の6つについて、気になる部位のリスクを一気にチェックできます。

通常の精密検査では、臓器ごとに異なる検査を受ける必要があります。胃なら胃カメラ、大腸なら大腸カメラ、肺ならCT、乳房ならマンモグラフィといったように、複数回の通院が必要になります。それぞれの検査に予約を取り、別々の日に受診するのは、時間的にも精神的にも大きな負担です。

リスク検査であれば、一度に6つのがんリスクを把握できるため、時間と手間を大幅に削減できます。特に、健康診断で複数の部位に異常を指摘された方や、家族に病気の既往がある方にとって、効率的にリスクを確認できる点は大きなメリットです。

【自宅で完結】忙しい方でも病院に縛られず検査可能

リスク検査は自宅で好きな時に採取できるため、「仕事が忙しくて再検査に行けない」という方でも利用しやすいです。病院の予約を取る手間や、待ち時間のストレスもありません。

検査キットが自宅に届いたら、説明書に従って唾液を採取し、返送するだけです。採取にかかる時間は10分程度で、朝の支度の時間や就寝前など、都合のよいタイミングで行えます。結果は後日、郵送やオンラインで確認できます。

通院の時間を確保できない方や、育児や介護で外出が難しい方でも、無理なく検査を受けられます。また、自宅で検査できるため、プライバシーを守りながらリスクチェックができます。病院で他の患者と顔を合わせるのが気になる方や、検査を受けていることを周囲に知られたくない方にとっても、利用しやすい検査方法です。

健康診断で「要経過観察」になったらサリバチェッカーも検討しよう

健康診断の判定結果は、自分の健康状態を知るための重要な情報です。特にC判定(要再検査・生活改善)を受けた場合、適切な対応を取ることが大切です。C判定を無視して放置するのは避けましょう。

さらに、次回の健診を待たずに「リスク検査」を取り入れて、自分の体の状態を客観的に把握する方法もあります。「半年後の再検査まで何もしないのは不安」「精密検査のハードルが高い」という方にとって、リスク検査は有効な選択肢です。

サリバチェッカーは、唾液を採取するだけで膵臓、乳、胃、大腸、肺、口腔の6つのがんリスクをまとめてチェックできる検査です。「画像(形)」で判断する健康診断とは異なり、「代謝物(体の変化)」からリスクを数値化します。経過観察中の「半年間」をただ不安に過ごすのではなく、リスク値をチェックして「本当に急いで精密検査に行くべきか、安心して様子を見るか」の判断材料にできます。

痛みや被曝がなく、自宅で好きな時に採取できるため、忙しい方でも無理なく続けられます。健康診断の結果で不安を感じている方、再検査までの期間をどう過ごすべきか悩んでいる方、精密検査のハードルを感じている方は、サリバチェッカーの活用を検討してみてください。