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日本人の2人に1人ががんにかかると言われる現在、がん対策において「早期発見・早期治療」の重要性はますます高まっています。がんは早期に発見できれば治療の選択肢が広がり、生存率も大きく向上することが証明されています。
しかし、日本の受診率は欧米諸国と比較して依然として低い水準にあります。今回、サリバテックは株式会社NEXERと共同で、がん検診受診経験者300名を対象に、受診のきっかけやハードルに関する調査を実施しました。受診経験者の「本音」から、受診率向上のためのヒントを探ります。
まず、受診経験者がどのような検診を受けているのかを調査しました。

最も多かったのは「大腸がん検診(74.7%)」、次いで「胃がん検診(73.7%)」でした。肺がん検診も半数以上の51.3%が受診しています。これらは自治体や職場の定期健診に組み込まれていることが多く、受診の機会が確保されていることが伺えます。
実際に受診した方々の声を聞くと、定期的な通知や習慣が行動を促していることがわかります。
大腸がん検診(便潜血検査など)
- 「早期発見できれば対応できるから。」(40代・女性)
- 「市の検診で安くできるから。」(40代・男性)
胃がん検診
- 「定期的に健康診断を受けることが習慣となっているため。」(30代・男性)
- 「市からのお知らせが来たから。早期発見が大事だと思った。」(50代・女性)
このように、「制度として用意されていること」と「早期発見のメリットを感じること」が、受診の大きな動機となっています。
受診経験者は、がん検診に対してどのようなイメージを持っているのでしょうか。
89.0%が「早期発見につながる」と回答しており、検診の意義は非常に高く評価されています。
「大切・必要(55.0%)」という認識も浸透しています。

一方で、ポジティブなイメージの裏側には、無視できない心理的抵抗も存在します。
精密な診断を行うための胃内視鏡(胃カメラ)や大腸内視鏡などは、身体的な負担や事前の準備が必要です。その重要性を理解しているからこそ、「必要だとわかっていても、受診には相応のエネルギーが必要」という受診者の葛藤が見て取れます。
検診をより受けやすくするために、人々は何を求めているのでしょうか。
最も多かったのは「費用負担の軽減・無料化(50.7%)」で、半数を超えました。次に多かったのが「自宅でできる検査(20.3%)」です。

回答者からは、経済的・時間的なコスト、そして身体的心理的な負担を軽減してほしいという切実な意見が寄せられました。
「費用負担」に関する声
- 「費用が高くて今年は飛ばそうかと思う。毎年負担。」(30代・女性)
- 「年金生活者の私には料金が安い方が受けやすい。」(60代・男性)
「自宅でできる検査」に関する声
- 「痛くて怖いので自宅で簡単に済ませたい。」(30代・女性)
- 「病院へ行くことはハードルが高いので、自宅で検査キットなどで検査できたらいいと思います。」(50代・女性)
「予約・手続き」に関する声
- 「予約が取りづらいことがネックだなと思うことがあるから。」(20代・女性)
- 「やりたい検診を一度で簡単に予約できるようになったらいい。」(50代・女性)
今回の調査を通じて、がん検診は「早期発見のために不可欠」と強く認識されている一方で、「費用」「手間」「痛みへの不安」という3つの壁が、継続的な受診の妨げになっていることが再確認されました。
5人に1人が「自宅でできる検査」を希望しているという事実は、現代人の忙しいライフスタイルや、心理的ハードルを下げたいというニーズを反映しています。
サリバテックが提供するだ液検査などの新しい手法は、病院での精密な検診を否定するものではなく、むしろ「精密検査を受けるべき人」を適切にスクリーニングするための、心強い「入り口」となるものです。
自宅で手軽にリスクチェックを行い、医療への橋渡しとなる。この新しいサイクルを普及させることで、日本のがん検診受診率を向上させ、一人でも多くの早期発見に繋げていく。それが私たちの使命です。
【調査概要】
調査手法:インターネットでのアンケート
調査期間:2026年1月7日~1月17日
有効回答:300サンプル(事前調査で「がん検診を受けたことがある」と回答した男女)
調査主体:株式会社NEXERとサリバテックによる共同調査
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002225.000044800.html
関連リンク:https://salivatech.co.jp/