~トークセッションにはNVIDIA日本代表らグローバルリーダーが登壇~
XTC JAPAN運営委員会(本部:東京都千代田区、幹事:春日伸弥)は、グローバル課題に技術で取り組む起業家のための世界最大規模のスタートアップ・コンテスト「Extreme Tech Challenge(以下「XTC」)」の日本大会「XTC JAPAN 2025」( https://xtc-japan.org/xtc-japan-2025 )を本日開催しました。6回目の開催となる日本大会は、参加会場が満席、また、夜の懇親会申込チケット150枚が完売、と注目をいただく回となりました。
日本大会に登壇した10社の中から優勝企業が「株式会社サリバテック」、準優勝企業が「知能技術株式会社」に決定いたしました。また、世界最大級のアクセラレーターPlug and Play Japanと共同開催のディープテック・フラッシュピッチも大きな盛り上がりを見せました。
優勝企業の株式会社サリバテックは、2025年11月(予定)に米国サンフランシスコで行われるXTC世界大会に招待されるほか、世界中のXTCパートナー企業および歴代ファイナリストによるネットワーキング支援を受けられるXTCグローバルファイナリストコミュニティへの参加資格を得ます。
<代表取締役社長 砂村眞琴 氏コメント>
この度は素晴らしい賞をいただき、誠にありがとうございます。この受賞は、営業・研究・管理各部門のメンバーを含めた全員の努力が評価されたこととして大変嬉しく思います。弊社は若手が中心となり、主体的に取り組む文化が根付いています。社会にやさしく、人々の健康を守る企業として、健康経営優良法人にも認定されました。
私たちは人工知能と唾液を活用したユニークな検査技術を開発し、自宅や職場で手軽に実施できる仕組みを確立しつつあります。現在、PMDA認証の取得を目指すとともに、常温キットの開発も進行中で、来年のリリースを予定しています。さらに、米国およびアジア市場への展開についても準備を進めています。
今後もパートナー企業や医療機関との連携を強化し、持続可能な会社づくりを進めながら、世界に貢献できるよう邁進してまいります。
<審査員 井上智子 氏コメント>
今回の審査は、意見が分かれ大変白熱しました。サリバテック社の手掛けるがん検査は、早期診断に繋がれば、医療上大きな意義を持ちます。一方で、競争が激しく、科学的根拠の乏しい検査も多い中で、臨床医が取り組まれている点や、再現性高く、科学的に信頼できる検査を目指している点が評価され、今回の優勝に繋がりました。今後もこの技術を磨き、世界に広げていっていただけることを期待しています。心から応援しています。